23歳の若者が名古屋から岩手へ地方移住!
2年間住んでみて感じた「地方移住のメリット・デメリット」を紹介するよ★
新卒で岩手に移住してから早2年、色々ありました!
「結論、地方移住はおすすめなのか?」を経験者が語ります!
「地方移住」のメリット3選!
生活コストを抑えやすい!
「お金にまつわる本」を読んでいると必ず出てくるポイントが⇩
お金持ちになりたければ支出を抑えよ!
それなら地方移住がおすすめ!その理由は、
①自然が多くてお店が少ないので出費を抑えやすい!
地方移住して「物欲」と「外食」がかなり減りました。
都会と比べてショッピングモールや繁華街が少ないので
根本的に「欲」を掻き立てられる確率が少ないと思います。
②都会と比べて家賃も安い!
【1人暮らしの平均家賃】※ホームズ調べ
関東:57,000円-東北:33,000円=東北のほうが24,000円安い
私が住んでいる地域の1LDKアパートの相場は3.5~5万円
そして、食材も都会に比べて安くて新鮮!
水道水もミネラルウォーター並みにおいしいので★
食費も抑えることができます!
新たな出会いと趣味が見つかる!
環境が変われば出会う人も変わる!
地方在住の方は心にゆとりがある方が多い気がします。
新しい環境は未知の可能性に満ち溢れています!
私は岩手で出会った人たちのおかげで
サーフィンやバックカントリー、登山やカヌーなど新しい趣味を楽しんでいます!
⇧の趣味は入口が狭いので岩手に移住しないとできなかった。
人が優しくて自然の多い地方なら新しい趣味が見つかるかも!
地方はアウトドア好きや静かな場所でゆっくり過ごしたい方におすすめです★
自然で遊べばお金もそれほどかかりません!
「地方ならではの仕事」ができる!
地方でも生活するには仕事が必要です。
都会に比べて会社が少ないので仕事もなさそうですが
私の周りには「地方ならではの仕事」をしている人も多いです⇩
・ぶどう農家を経営している30代男性
・牡蠣の養殖業をしている20代女性
・空き家を改装してゲストハウスを経営している20代女性
中には行政の「地域おこし協力隊」という制度をきっかけに移住して起業した方もいます。
「地域おこし協力隊」とは人口減少や高齢化の著しい地方で1年以上3年未満の期間、地域協力活動を行うことで地域のニーズを応えながら定住を図ろうという制度。
コロナをきっかけに「岩手が住みやすい」と移住してきたWeb/グラフィックデザイナーの方もいます!(パソコンがあればどこでも仕事ができるなんて羨ましい…)
⇧これらの事例は「地方移住」をうまく活かした働き方ですが、
「地方ならではの仕事」でなくても中小企業に就職して働くこともできるので
自分のライフスタイルや仕事に求めるものを考えて決めることが大切ですね。
「地方移住」のデメリット3選!
世間がせまい。
イオンに行くと知り合い2、3人に会うのは基本。
噂話も速攻で広まります!この世間の狭さから
街中を歩くときは知り合いが見てるかも?と思うようになり
逆に市内を離れると自然と肩の力が抜ける感じがします!
世間が狭いぶんコミュニケーションが濃密になるので
地元の人に嫌われないようにうまく立ち回る能力も必要だなと感じます。
車がないと不便。
電車は1時間に1本、終電は22:30
バスの運賃は高い(距離に応じて価格が上がる)
なので地方では車は大人1人につき1台が普通です。
そして車を持つと以下の費用がかかります。
・購入費
・保険料
・駐車場代
・ガソリン代
・自動車税
・車検
・タイヤの買い替え
・冬用タイヤ代(地域による)
これらの維持費と雪道の運転が怖いので私は車を持っていません(車はあったら便利です!)
給料が安い
【都道府県別の平均年収】※doda調べ(2020年)
関東:429万円 - 東北:371万円 = 58万円の差がある
年間約60万円の差は大きいですね。
地方には平均年収が高い大手企業やIT企業はほとんどありません。
【都道府県別の最低賃金】※(2020年)
東京:1,013円 - 岩手:793円 = 220円の差がある
最低時給で220円の差は大きいですよね。
個人で仕事をしている場合は影響が少ないですが
会社員として働いている場合は収入が少ないのは避けられません。
【結論】地方移住はおすすめか?
結果、「地方移住してどうなの?」と聞かれたら
岩手に移住して良かった!と答えます。
なぜなら名古屋にいる時よりも心が安定しているから。
名古屋にいた時の休日は買い物や友人とご飯を食べて終わることが多かったです。
楽しいのですが、当時はどこか満たされない気持ちがありました。
地方でのシンプルな生活は「モノ」を減らし「いかに過ごすか」に重きを置けます。
しかし今の休日の過ごし方は、近くの海や山でサーフィンやスノボーをしたり
午前中は川沿いを散歩して読書、午後は近くの温泉でゆったり過ごす。
このような休日の過ごし方が自分に合っているなと感じます。
地方移住を検討している若者へ!
最後に地方移住をするために「やるべき3つのステップ」を紹介します。
✅気になる地方を訪れてみる!
候補地をいくつか決めたら実際に訪れてみて「ここに住みたい!」と思うかで決めましょう。
街を歩いて地元の人と話して「その土地と自分の空気感が合うか」ってシンプルに大事です。
私の場合、たまたま出会った岩手の人たちとの空気感が合ったので移住を決めました!
✅あらゆる方法で仕事を探す!
住みたい地域が決まったら「仕事」を探します。
求人サイトや地元の人に紹介してもらうなど「住みたい気持ち」を糧にあらゆる方法で探しましょう!
私の場合、岩手で出会った人に仕事を紹介してもらいました!(ご縁は大切です。仲良くなったら連絡先を聞いておきましょう!)
✅準備ができたら移住生活スタート!
生活費がどれくらいかかるのかを計算して住む場所を探しましょう!
始めはホテルに宿泊して現場で住む場所を探すのもありですね。
私の場合、ゲストハウスに泊まりながら働いていました!地元の人もよく来ていたので情報収集に最適の場所でした!
仕事も住む場所も決まって準備がととのったら
あとは「行ったらなんとかなる!」を胸に地方移住を楽しみましょう★
まとめ
私が地方移住して2年間で感じたことをまとめてみました。
昨年コロナで「地方移住」が話題になったときに
「地方移住していて働き方がおもしろい」と私のことを
藻谷ゆかりさんの「コロナ移住のすすめ」という本でご紹介していただきました。
藻谷さんが地方移住をした20人にインタビューをして
それぞれ事例をもとに「地方移住の魅力」がわかる本です。
地方移住を検討している方はぜひ参考にしてみてください!
ありがとうございました。
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